なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
兵庫県―姫路市
兵庫県姫路市(旧香寺町・家島町・夢前町・安富町を含む)で「昭和」時代に撮影された写真を600点超収録した、
圧巻のボリュームの写真集。
丹念な取材により未公開写真を多数発掘。郷土を深く知る執筆陣による分かりやすい解説を付け、
ページをめくるごとに姫路市の「昭和」がよみがえるよう編集した。
懐かしい街並みや商店街、激変した郊外の風景、今はない鉄道駅や元気な子どもたちの姿などのほか、
フォトコラムとして「軍都姫路と歩兵第39連隊」 「西谷勝也がとらえた家島の姿」「早すぎた公共交通 姫路市営モノレール」「昭和の一ツ山・三ツ山大祭」「姫路城昭和の大修理」など、興味深い項目を収録した。
初版のみ、2,000部限定の出版で、増刷は一切行わない。
表紙カバー写真は、三ツ山大祭で賑わう御幸通り〈播磨国総社 射楯兵主神社・昭和28年〉
〈監修・執筆〉
小栗栖健治(播磨学研究所副所長)
〈執筆〉
宇那木隆司(姫路市教育委員会文化財課主任文化財専門員)
大槻 守(香寺町史研究室主宰)
志水出卋(安富町史編集執筆委員)
平良哲夫(歴史講師[専門 文化財教育])
鷹居美紀(『Ban Cul』編集委員)
谷川惠一(『Ban Cul』副編集長・フリーライター)
仲井雅史(神戸新聞編集委員)
芳賀一也(姫路城下町ギルド主宰)
埴岡真弓(播磨学研究所運営委員兼研究員)
冨士本健(播磨学研究所事務局長)
藤本陽子(『Ban Cul』編集委員)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2016年6月23日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-902731-92-7
■本書の主な内容■
目次
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる郷土の昭和
1 戦前の風景
2 昭和の幕開きと人びとの暮らし
フォトコラム 軍都姫路と歩兵第39連隊
フォトコラム 戦時下の姫路
3 戦前・戦中の教育
4 懐かしき街並みと商店街
5 変貌する風景
フォトコラム 西谷勝也がとらえた家島の姿
6 観光とレジャーの時代
7 交通網の整備と変遷
フォトコラム 早すぎた公共交通 姫路市営モノレール
8 暮らしのスナップ
9 祭りと民俗行事
フォトコラム 昭和の一ツ山・三ツ山大祭
10 戦後のできごとを振り返る
フォトコラム 姫路城昭和の大修理
11 追憶の学び舎
フォトコラム 戦後の子どもたち