なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町
地域に眠る昭和時代の写真約600枚を収録する、樹林舎の人気シリーズ「写真アルバム 昭和」。本書は、兵庫県北部の但馬(たじま)地方を対象地域とした。山陰と京の中間地点「但馬国」であった同地方。摂津・播磨・丹波・淡路など、多くの令制国からなる兵庫県の中でも、人柄・文化・風習など、とりわけ日本海側との共通項が見られる場所である。本書は、昭和時代に但馬地方で撮影された写真を、未公開のものを中心に、600点以上収録し、同地の移り変わりを写真というツールであぶりだしたものである。初版1,500部のみの限定出版。完売後の再版は行わない。
〈監修・執筆〉
山口 久喜(元 豊岡市史料整理室嘱託)
〈執筆〉
小谷 勇(但馬史研究会幹事)
柴田 東一郎(前 朝来市郷土歴史館長)
橋井 伊佐男(前 竹野町文化財審議員)
平位 紘一(二紀会)
味田 晃(香住郷土史研究家)
安本 恭二(但馬史研究会員)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2013年12月17日
本体価格 9,514円+税
1500部限定です。
■本書のおもな内容■
巻頭カラー 色彩の記憶──但馬の昭和
1 昭和の原風景
フォトコラム 城崎にあった水上飛行場
2 昭和の幕開きと人びとの暮らし
フォトコラム 幻の出石鉄道
3 戦前の教育
フォトコラム 戦時下の但馬
4 懐かしき街並み、商店街
フォトコラム 思い出のランドマーク
5 変わりゆく風景
フォトコラム 白銀は招く──スキー場いまむかし
6 変貌した人びとの営み
フォトコラム 明延鉱山を見つめたレンズ
7 交通網の整備と変遷
8 戦後のできごと散見
フォトコラム 祭礼と行事の今昔
9 追憶の学び舎
フォトコラム 昭和の子どもたち