豊橋市制110周年記念出版!
豊橋市の「昔」と「今」。
愛知県―豊橋市
愛知県の東端に位置する豊橋市が産声を上げたのは明治39年(1906)8月1日のこと。
戦前は「軍都」「蚕都」と呼ばれ繁栄したが、昭和20年の豊橋空襲で中心市街地を焼失。
戦後、復興し、東三河地方の中心都市として着実に歩み続け、平成28年(2016)に市制施行110周年を迎えた。
本書は、豊橋市の各所で撮影されたおもに昭和時代の写真を、地道な取材により発掘し、同じアングルで現在を撮影し「昔」と「今」を比較した写真集。特典DVD付き。
街並みや商店街・郊外の風景・建物と場所・交通網の変遷・学校や教育風景と、大きく5つの章に分け、中心地から郊外まで幅広く収録。
また、東京五輪聖火リレー・開拓地天伯原・動物園・豊橋博・豊橋まつりなど、
市の歩みを語る上で特に興味深い事象は「フォトコラム」として特集し、写真で見る郷土史ドラマとしても楽しめる内容となっている。
特典DVDには、豊橋市の懐かしい姿を映した8ミリフィルムや、書籍未掲載写真50枚をスライドショーとして収録。(合計20分)
初版のみ、増刷なしの限定出版。
〈監修〉
大林 淳男(中部福祉保育医療専門学校学監、元豊橋創造大学短期大学部教授)
駒木 正清 (前愛知県立豊橋東高等学校校長)
〈執筆〉
天野 芳樹(愛知県立新城東高等学校教諭)
岩瀬 彰利(豊橋市図書館専門員〈司書〉)
植田 義之(愛知県立豊橋南高等学校非常勤講師)
中元 大生(愛知県立蒲郡東高等学校教諭)
原口 洋樹(愛知県立豊橋商業高等学校教諭)
古川 藤記(愛知県立豊丘高等学校教頭)
本田 英貴(愛知県立豊丘高等学校教諭)
判 型 A4判、上製本
頁 数 252頁(カラーページ16頁)
発売日 2016年9月7日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-902731-94-1
■本書の主な内容■
目次
カラーで見る豊橋市情景スナップ(カラー口絵)
フォトコラム ヒギンズ氏が見た昭和三十年代の市電(カラー口絵)
フォトコラム 丸山薫のマッチ箱に見る豊橋の商店(カラー口絵)
プロローグ 失われた情景――戦前の豊橋散見
◎懐かしき街並みと商店街
フォトコラム 暮らしとできごとのスナップ
フォトコラム 豊橋を駆け抜けた聖火リレー
◎激変した郊外の景色
フォトコラム 開拓地・天伯原
◎記憶に残る建物と場所
フォトコラム 動物園いまむかし
フォトコラム 戦後復興の総決算・豊橋博
◎交通網の整備と変遷
フォトコラム 祭礼と年中行事
フォトコラム 市民の大イベント・豊橋まつり
◎追憶の学び舎
フォトコラム 子どもたちの歓声が聞こえる
■特典DVDの主な内容■
・8ミリフィルムのなかの豊橋(約12分)
市内点描(昭和40年代)
豊橋市体育館と豊橋球場
豊橋商工会議所
伊勢湾台風から復興した神野新田
吉田城下の豊川でボート遊び
豊橋公園内にあった動物園
市制60周年記念の豊橋まつり(昭和41年)
・未掲載写真スライイドショー(約8分)
日華事変傷病者が豊橋駅に到着(昭和13年)
札木町にあった絹糸問屋(昭和12年)
源立寺の藤棚(昭和12年頃)
牟呂・宗住寺での農繁期託児所(昭和13年)
豊橋まつりで駅前ロータリーを通過する踊り連(昭和41年)
大橋通へ延びる軌道と駅前電停(昭和39年)
……他 計50枚