なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島
署名運動や断食祈願など厳しい復帰運動を経て、昭和28年に晴れて本土復帰を果たした奄美群島。今年は本土復帰60周年を迎えます。古くは大陸との交易ルートの中継基地としての役割も果たし「道の島」とも呼ばれてきました。美しい景観と独自の文化を古くから育んできた奄美群島の昭和時代を600枚以上の写真で振り返ります。
〈監修〉
楠田 豊春(奄美郷土研究会顧問)
〈執筆〉
大野 貢(元奄美大島商工会議所副会頭)
大津 幸夫(奄美郷土研究会会長)
薗 博明(NPO法人環境ネットワーク奄美代表)
高梨 修(奄美市立奄美博物館学芸員)
久 伸博(奄美市立奄美博物館学芸員)
花井 恒三(元奄美群島広域事務組合事務局長)
当田 栄昶(元新聞記者)
叶 隆典(叶運輸社長)
楠田 哲久(楠田書店会長)
元田 信有(宇検村長)
中山 昭二(大和村大和の園園長)
有元 恒行(作詞家)
泉 和子(郷土料理研究家)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2013年12月16日
本体価格 9,514円+税
2000部限定です。
■本書のおもな内容■
巻頭カラー 色彩の記憶──奄美の昭和
1 昭和の幕開きと人びとの暮らし
2 戦前の風景
3 戦前・戦中の学校
4 戦時下の日々
フォトコラム 日本復帰
5 変わりゆく奄美の風景
6 わがまちの出来事
フォトコラム ふるさとを襲った災害
7 交通の変遷
フォトコラム 苦難のハシケ時代
8 思い出の街角
フォトコラム 奄美の中心地・名瀬の変遷
9 建物散見
10 暮らしのなかで
フォトコラム 本場奄美大島紬
11 祭りと民俗行事
フォトコラム シマ相撲
フォトコラム 闘牛に沸く島民たち
12 懐かしの学び舎と教育
フォトコラム 昭和の子どもたち