写真からよみがえる
ふるさとの100年の歩み
兵庫県──西宮市全域
西宮市の大正、昭和戦前、戦後、平成のようすを記録した絵葉書や写真、約600点を収録した写真集。
とくに戦後においては、日常の何気ない光景を写したひとコマや、そこに図らずも映り込んだ建物や街並みなどに多くの情報が残され、貴重なふるさとの資料ともいえる写真集となっている。
昭和時代の身近な暮らしや懐かしいデパートの屋上遊園地、市内電車、懐かしい暮らしのようす、祭りなどの写真を8章に分けて収録。それぞれの写真には丁寧な解説を付して、ページをめくるたびに時代とともに移り変わってきた地域の姿をたどることができる写真アルバムとなるよう努めた。また「鳴尾の苺狩り」ほか、「阪神パーク」「仁川ピクニックセンター」「西宮の『えびすかき』」など、当地ならではの特色ある項目を取り上げて特集している。
〈監修・執筆〉
山下忠男(西宮文化協会顧問)
〈執筆〉
木村紀男(西宮文化協会会員)
高見彰彦(鉄道史愛好家)
早栗佐知子(西宮市立郷土資料館)
日向寺朋子(元西宮神社文化研究所研究員)
松田恵司(人形芝居えびす座二代目座長)
判型:A4判、上製本
頁数 280ページ
発売日:2025年4月24日
本体価格:11,000円+(税)
ISBNコード 978-4-911023-11-2
■目次■
西宮市の誕生
昭和初めの西宮
フォトコラム・鳴尾の苺狩り
戦争と西宮
スナップ写真に見る暮らしの諸相
フォトコラム・「おこさまは阪神パークがおすき」
身近な出来事の記録
フォトコラム・仁川ピクニックセンター
あの頃の街角や風景
フォトコラム・にしのみや文学散歩
戦後の教育の移り変わり
フォトコラム・名塩和紙
西宮の鉄道 ―― 映画に登場する路線と駅
フォトコラム・西宮の「えびすかき」
西宮の社寺と祭り
フォトコラム・暮らしの中の民俗行事