なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出──「昭和」。
岡山県──岡山・玉野
本書は、岡山県岡山市・玉野市で撮影された「昭和」時代の写真600点超を収録した、圧巻のボリュームの写真集である。
一般市民への公募、また公共機関や地元企業など、150件を超える取材先から、いままでに既刊類書で発表されていない「未公開写真」を多数発掘。 写真1枚1枚には、郷土を深く知る執筆陣によるわかりやすい解説を付け、ページをめくるごとに、当地の「昭和」がよみがえるよう編集した。
懐かしい町並みや商店街・激変した郊外の風景・今はない鉄道駅舎や元気な子どもたちの姿などのほか、「終戦直後の岡山――進駐軍撮影の写真から」「犬島の歴史と景観」「追憶・消えた鉄路」「宇野――中四国の玄関口」「造船のまち」「県庁舎完成と博覧会」など、当地を語るうえで欠かせない事象は、フォトコラムとして特集している。
初版のみ、2,000部の限定出版。
〈監修・執筆〉
難波俊成/岡山民俗学会理事長
〈執筆〉
阿部紀子/山陽学園大学非常勤講師
在間宣久/前岡山県立記録資料館館長
猪原千恵/岡山空襲展示室学芸員
上田賢一/岡山近代史研究会会員
小柳智裕/山陽学園大学非常勤講師
坂本 昇/岡山近代史研究会会員
橋義雄/元岡山大学経済学部非常勤講師
平松典晃/政田民俗資料館管理員
万城あき/〈公財〉岡山県郷土文化財団主任研究員
〈執筆協力(玉野市)〉
四宮貴久/俳優、演出、岡山シンフォニーホールミュージカル講師
赤代洋江/要約筆記者
三村卓也/宇高連絡船愛好會會長
森 澄夫/ミネルバアート会会長
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2019年9月10日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-908436-36-9
2019年12月25日追記
本書の内容について間違いがございました。
謹んでお詫び申し上げます。
訂正箇所につきましてはコチラから確認願います。
■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる郷土の昭和
1 昭和の原風景
2 新時代の到来と人びとの暮らし
3 戦前・戦中の学校と子ども
4 戦争と郷土
フォトコラム 終戦直後の岡山――進駐軍撮影の写真から
5 懐かしき町並みと商店街
6 記憶のなかの風景
フォトコラム 犬島の歴史と景観
7 交通網の移り変わり
フォトコラム 追憶・消えた鉄路
フォトコラム 宇野――中四国の玄関口
8 祭礼と社寺
9 暮らしとなりわいの情景
フォトコラム 造船のまち
10 戦後のできごとをふり返る
フォトコラム 昭和天皇の戦後巡幸
フォトコラム 県庁舎完成と博覧会
11 戦後教育と思い出の学舎
フォトコラム 昭和の子どもたち