なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
滋賀県――大津市
本書は、滋賀県大津市で撮影された「昭和」時代の写真600点超を収録した、圧巻のボリュームの写真集である。
一般市民への公募、また丹念な取材により、いままでに既刊類書で発表されていない「未公開写真」を多数発掘。
写真1枚1枚にはわかりやすい解説が付き、ページをめくるごとに、当地の「昭和」がよみがえるよう編集した。
懐かしい町並みや商店街・激変した郊外の風景・今はない鉄道駅舎や元気な子どもたちの姿などのほか、
「絵はがきに見る近江八景」 「戦前の大津祭曳山」「占領軍と大津」「水泳場懐旧」など、
当地を語るうえで欠かせない事象は、フォトコラムとして特集している。
初版のみ、1,500部の限定出版。
〈監修・執筆〉
白木正俊(シラキ マサトシ・京都大学大学院文学研究科講師)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2018年12月14日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-908436-28-4
■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる大津市の昭和
1 昭和の原風景
フォトコラム 絵はがきに見る近江八景
2 昭和の幕開きと人びとの暮らし
フォトコラム 戦前の大津祭曳山
3 戦時下の郷土
4 懐かしき町並みと商店街
フォトコラム 占領軍と大津
5 変貌した風景
6 余暇と観光の時代
フォトコラム 水泳場懐旧
7 交通網の整備と変遷
8 祭礼と民俗行事
9 暮らしとできごとのスナップ
10 戦後教育と思い出の学舎
フォトコラム 昭和の子どもたち