なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
和歌山県――橋本市・紀の川市・岩出市・伊都郡
和歌山県北部を流れる紀ノ川の恩恵を受けて栄えてきた伊都・那賀地方。
その昭和時代の写真を収集し、1冊のアルバムにまとめました。
紀ノ川での遊泳風景、大和街道沿いの街並み、黒潮国体、思い出の学び舎など収録枚数は600枚を超える圧巻のボリュームです。
弘法大師・空海が開創した「高野山」、那賀地方に残る「移民の歴史」、日本人女性で初めてオリンピック金メダリストとなった「前畑秀子」など、特色ある項目はフォトコラムとして取り上げました。
表紙カバー写真は、紀ノ川の妻の浦で釣り〈橋本市妻・昭和45年〉
〈監修〉
崎 浩孝(せざき ひろたか)元橋本市文化財保護審議会委員長・元橋本市郷土資料館館長
〈執筆・編集協力〉
池田 和夫(いけだ かずお)高野口文化財研究会会長・元和歌山県文化財保護指導員
岩鶴 敏治(いわつる としはる)地方史家
梅田 律子(うめだ りつこ)那賀移民史懇話会代表
大井 一成(おおい かずしげ)紀の川市文化財保護委員
尾 凖一郎(おざき じゅんいちろう)元九度山町文化財保護審議会委員
北森 久雄(きたもり ひさお)フォトライター
木下 浩良(きのした ひろよし)高野山大学総合学術機構課長
下村 克彦(しもむら かつひこ)前かつらぎ町教育長
高崎 正紀(たかさき まさき)元橋本市職員
三島 英雄(みしま ひでお)元橋本市文化財保護審議会委員
宮本 佳典(みやもと よしのり)橋本市文化財保護審議会委員
森本 宏(もりもと ひろし)社会保険労務士・行政書士
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2018年6月14日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-908436-19-2
■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる郷土の昭和
1 昭和の幕開き
フォトコラム 那賀地方から米国へ〜海外移民の先駆け〜
フォトコラム 前畑がんばれ!前畑がんばれ!
2 戦時下の日々
フォトコラム 戦前・戦中の学校と教育
3 心に残る街並み
フォトコラム 建物・寺社
4 暮らしのワンシーン
フォトコラム 紀ノ川とともに生きる
5 戦後の出来事
フォトコラム 黒潮国体
フォトコラム 台風銀座
6 変わりゆく風景
7 交通の変遷
フォトコラム 昭和を駆けた車両たち
8 祭りや伝統行事
フォトコラム 霊峰・高野山
9 戦後の学校