なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出──「昭和」。
京都府──亀岡市・南丹市・京丹波町
京都府のほぼ中央に位置する京都丹波地域ー亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町の郷愁誘う昭和時代の貴重な写真600点余りを収めた一冊。商店街、旧街道、盆踊り、町を練り歩く神輿や山車、保津川下り、蒸気機関車やボンネットバス、閉校した学び舎、かの明智光秀公ゆかりの伝統行事や名所・旧跡など、様々な視点で、戦前、戦中、戦後と、時代とともに移りゆく亀岡・南丹・京丹波の風景・まちなみと、そこに息づく市井の人の日常にふれることができる。さらにフォトコラムのページでは、京丹波の近代農業の一翼を担った須知農学校、道観稲荷大明神や葛城神社の祭礼、旅情をかきたてる昭和50年代の国鉄山陰線・各駅舎のたたずまいなどにも焦点を当てた。
初版1,500部の限定出版(増刷予定なし)。表紙画像は、亀岡市最大規模の春まつり「亀岡光秀まつり」。馬にまたがり安町商店街を巡行する光秀公武者行列をとらえた一枚である。(昭和51年)。
〈執筆者〉
飛鳥井 拓(アスカイ タク)/亀岡市文化資料館学芸員
井尻 智道(イジリ トモミチ)/南丹市教育委員会社会教育課
山下 泰(ヤマシタ ヤスシ)/京丹波町教育委員会社会教育課
大本本部(オオモトホンブ)/大本教学研鑽所
〈編集協力〉
樋口 隆久(ヒグチ タカヒサ)/亀岡市文化資料館
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2023年8月26日
本体価格 9,082円+税
ISBN 978-4-908436-94-9
本書の内容について間違いがございました。
謹んでお詫び申し上げます。
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■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる郷土の昭和
1 昭和初期の暮らしと風景
2 戦前戦中の教育
フォトコラム 近代農業の一翼を担った府立須知農学校
3 戦時体制下の日々
フォトコラム 街道を賑わした道観稲荷大明神の祭り
4 わが町のできごと
5 戦後の暮らしとなりわい
6 思い出の街角と風景
7 交通の変遷
フォトコラム 国鉄山陰線の駅
8 祭りと伝統・民俗行事
フォトコラム 日本最古 生身天満宮
フォトコラム 大本教と亀岡
フォトコラム 葛城神社の木曳き
9 戦後教育と思い出の学び舎
10 昭和の子どもたち