なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出──「昭和」。
大阪府──吹田市
昭和15年に市政が施行されてから80年、また昭和45年の万博開催からは50年、吹田市は今年、新たなスタートを切った。市になったとき、現在の吹田市域の人口は僅か6万人であった。それが昭和45年に25万人台、令和2年には37万人台となっている。人口の増加は、それだけ吹田が高度経済成長期をはじめとする時代に必要とされた重要な土地だったということである。そうした昭和という時代の風景や人々の息遣いを、600枚の写真から感じていただきたい。
(監修者緒言より)
〈監修〉
五月女賢司/吹田市立博物館学芸員
〈執筆・編集協力〉
奥居 武/千里パブリックデザイン代表
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2020年11月28日
本体価格 9,082円+税
ISBN 978-4-908436-56-7
■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶
1 吹田市の戦前戦後
フォトコラム 吹田操車場と戦後巡幸
2 行政・施設・催事
フォトコラム 吹田まつり
3 市域南部 ―― JR線以南~江坂方面
フォトコラム 豊津駅前いまむかし
4 市域中部 ―― 千里山~岸部方面
フォトコラム 市役所前道路の立体化
5 市域北部 ―― 山田~千里ニュータウン方面
フォトコラム ニュータウンのライフスタイル
フォトコラム 日本万国博覧会
6 駅と道路とショッピング
フォトコラム 国鉄吹田駅前再開発
7 社寺と年中行事
フォトコラム 吉志部神社
8 家族の肖像
9 みんな、小学生だった
フォトコラム 室戸台風襲来
10 遠い日の学び舎で
フォトコラム 千里山の関西大学