なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出──「昭和」。
山口県──下関市
下関市は本州の最西端、瀬戸内海の入口に位置し、大陸にも九州にも近い。陸海交通の結節点として、また古くから水産基地として栄えてきた。
本書は下関市の、激動の時代「昭和」をとらえた写真で綴った写真集である。600枚以上収録された写真の中には収録地域で起きた様々な出来事や、市井に生きる人びとの営み、また現在は見ることの出来ない懐かしい風景などを満載している。そのほか明治期から運航した関釜連絡船や本州と九州を結ぶ関門橋の架橋、高杉晋作が眠る地、東行庵など興味深いコラムも収録している。
〈監修〉
安冨 静夫(ヤスドミシズオ)/元下関市立中央図書館長
〈執筆・編集協力〉
伊藤 修二(イトウシュウジ)/ふるさと豊田の歴史塾塾長
大場 伸道(オオバノブミチ)
原田 宏(ハラダヒロシ)/王喜ふるさとを学ぶ会
北條 秀一(ホウジョウヒデカズ)/菊川町民俗資料収集保存委員会会長
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2019年9月9日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-908436-37-6
■目次■
巻頭カラー 色彩の記憶──カラー写真でたどる郷土の昭和
1 戦前の暮らしと風景
フォトコラム 銃後の暮らし
フォトコラム 戦前・戦中の教育
フォトコラム 戦災と下関
2 戦後の風景
3 思い出の街角
4 記憶に残る建物群
フォトコラム 下関へのご巡幸
5 わがまちの出来事
6 交通網の変遷
フォトコラム 関釜連絡船
フォトコラム 関門鉄道トンネル
フォトコラム 関門国道トンネル
フォトコラム 関門橋
7 人びとの暮らしとスナップ
フォトコラム 東行庵~明治維新に思いを馳せる~
8 祭りと民俗行事
9 産業と生業
10 懐かしの学び舎と教育
11 昭和の子どもたち