300年の眠りから覚めた神仏の数々
愛知県の東端、新城市黒田の住民たちは年の初め、山野の神仏を巡礼します。
これが江戸時代以来、いまも続く「末社(まっしゃ)めぐり」で、
本書はこの貴重な伝統行事をはじめて記録した案内書です。
牛頭天王、馬頭観音、秋葉山、山の神から碑文や棟札まで、
街はずれから浅間山の頂上にかけて、林の中に分布する野外民俗神の数々を
オールカラーで写真掲載すると共に、いわれや系譜についても克明に記述。
「案内書」兼「楽しく読める郷土誌」です。
〈著者〉
山本 満保
〈後援〉
八名郷土史会、黒田諏訪神社、黒田区
判 型 B5判 60頁
頁 数 2,000円+税
発売日 2010年10月16日
ISBN 978-4-902731-33-0
■本書の主な内容■
概説
地図とアクセス
一、仁皇神社
二、金比羅大明神
附記:本光庵と黒田学校
三、楠木神社
四、庚 申
五、奥山半僧坊
六、阿弥陀如来
七、塞の神
八、馬頭観音菩薩
九、足浅間
十、腹浅間
十一、頭浅間
十二、役行者
十三、秋葉山
十四、不動明王
十五、山の神
附記:諏訪神社とその境内神