なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
岐阜県ー高山市・飛騨市・下呂市・大野郡白川村
高山市、飛騨市、下呂市、大野郡白川村を対象とし、激動の時代「昭和」をとらえた写真で綴った写真集。600枚以上収録された写真の中には収録地域で起きた様々な出来事や、市井に生きる人びとの営み、また現在は見ることの出来ない懐かしい風景などを満載している。その中には現在も盛大に行われる山王祭りのようすや、各地にあった木造の懐かしき学び舎、また山間に生きる人びとの姿など、心に刻まれた記憶を呼び起こさせるようなものばかりである。そのほかかつて隆盛を誇った神岡鉱山、厳しい雪山で活躍した手橇職人たち、現代へ継承される高山祭など興味深いコラムも収録している。
表紙カバー写真は、二十四日市で賑わう本町3丁目〈高山市本町・昭和30年代前半〉
〈執筆・監修〉
松尾 一 (まつお いち / 郷土史研究家)
〈執筆〉
今村 茂男 (いまむら しげお / 元小坂町誌編集委員)
大森 武男 (おおもり たけお / ふるさと神岡を語る会会員)
桂川 宗和 (かつらがわ むねかず / 郷土史研究家)
田口 登志雄 (たぐち としお / 元丹生川村村史編集委員)
中川 銹一 (なかがわ しゅういち / 下呂市文化財審議会委員)
長瀬 公昭 (ながせ きみあき/ ヒッツFM「飛騨の歴史再発見」案内人・ 郷土史研究家)
七社 美博 (ななしゃ よしひろ / 神岡軌道研究家)
福井 重治 (ふくい しげはる / 前古川町史編纂委員)
向島 昌雄 (むこうじま まさお / ふるさと神岡を語る会会員)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2015年10月28日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-902731-85-9
本書の内容について間違いがございました。
謹んでお詫び申し上げます。
訂正箇所につきましてはコチラから確認願います。
■本書の主な内容■
巻頭カラー 色彩の記憶――カラー写真でたどる郷土の昭和
1 戦前の暮らしと風景
2 戦前・戦中の教育
3 戦時下の日々
4 変わりゆく戦後の風景
フォトコラム 隆盛を誇った神岡鉱山
5 戦後の暮らしとスナップ
フォトコラム 雪山を行く手橇職人たち
6 わがまちの出来事
フォトコラム ふるさとを襲った水害
7 思い出の街角
8 記憶に残る建物
フォトコラム 飛騨一を誇る名泉・下呂温泉
9 祭りと民俗行事
フォトコラム 高山祭
10 懐かしの学び舎と教育
フォトコラム 昭和を駆けた子どもたち