写真が語るふるさとの足跡。
あの日、あの時、思い出の数々。
東大阪市の昭和がこの一冊に
生駒山麓に拡がる枚岡、河川の恵みを受けて農地が拡がる河内、商工業で栄えた布施からなる東大阪市。
河内の郷土文化サークルセンターの協力を仰ぎ、市内をくまなく取材して集めた数千点の写真から約600点を厳選した写真アルバム。
―― 写真の中で楽しそうに、あるいは誇らしげに、また恥ずかしそうに笑っている、たくさんの「地域の人々」を見ていると、この地域に縁のある人々が皆、より幸せである「わがまち」の実現を心から願うのである。そして、写真のこちら側には、その大切な場面、大切な瞬間をとどめておこうと願った人がいる。必ずいる。
表紙カバー写真は、近鉄布施駅前〈長堂・昭和40年代〉です。
1,500部限定出版です。
別掲ブログで本書のミニ写真展公開中!
〈監修・執筆〉
石上 敏(大阪商業大学 大学院教授・博士〈文学〉)
〈執筆〉
杉山 三記雄(河内の郷土文化サークルセンター会長)
大東 道雄(河内の郷土文化サークルセンター副会長)
中井 由滎(河内の郷土文化サークルセンター書記)
北山 良(河内の郷土文化サークルセンター会計)
川口 哲秀(河内の郷土文化サークルセンター相談役)
田中 絹子(河内の郷土文化サークルセンター相談役)
樋口 須賀子(河内の郷土文化サークルセンター監事)
南 光弘(河内の郷土文化サークルセンター理事)
関谷 廣(河内の郷土文化サークルセンター理事)
岡本 好行(河内の郷土文化サークルセンター理事)
本重 恵子(河内の郷土文化サークルセンター事務局)
松田 順一郎 (史跡鴻池新田会所管理事務所副所長)
松浦 康之(大阪商業大学文芸研究会OB会長)
川口 誠次(東大阪市美術協会委員)
飛田 太一郎(わかくす文芸研究会)
勝田 邦夫(わかくす文芸研究会)
太田 理(わかくす文芸研究会)
村上 廣造(わかくす文芸研究会)
栗山 武彦(わかくす文芸研究会)
本多 操(河内古文書の会)
佐藤 啓二(まち・むら文化研究会)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2013年8月8日
本体価格 9,514円+税
ISBN 978-4-902731-56-9
■本書のおもな内容■
カラー口絵 色彩の記憶──東大阪市の昭和
1 戦前の風景と町並み
2 戦前の暮らし
3 戦時下の出来事
4 戦前の学び舎
フォトコラム 鴻池新田会所と水郷
フォトコラム 盾津飛行場教官 吉田氏の目
5 町並みと風景
6 商店街の賑わい
7 東大阪と鉄道
8 なつかしの建造物
9 暮らしの中で
フォトコラム わが家の乗り物
10 昭和の子ども
11 なつかしの学び舎
12 東大阪市の産業
13 地域の祭り