御鍬祭考―民衆の伊勢信仰
60年に1度だけ許された不思議な祭りの秘密に迫る。
8年の歳月を費やした渾身の論考。
貴重な記録写真、古文書、現地撮影など図版85点を盛り込んだ第一級の民俗資料集も兼ねており、伊勢信仰の研究には欠かせない必備の書籍です。
<著者>
木村直樹
判 型 A5判
頁 数 142頁
発売日 2007年12月8日
本体価格 1800円+税
ISBN 978-4-902731-16-3
■本書のおもな内容■
御鍬祭とは
元禄16年、警戒される
朝日文左衛門と天野信景の関心
それ以前にも関東で動く
津島と伊勢
貴賎群集、山川草木なびく
シカウチと御鍬祭
中山太郎の解釈
伊雑宮の御鍬祭
伊雑宮とは何か
西濃の伊雑宮
伊雑宮から外宮へ
お鍬様の300年と100年
文政10年が巡って来た
猿猴庵の絵を読む
住吉踊も評判
御鍬踊流行
臨時祭か
騒動が発生
慶応3年
明治の変革
御鍬踊は伊勢踊